2006年活動報告
●秋の観察デー開催されました。
秋の天気は変わりやすいというか、大畑沢緑の砂防ゾーン自体が
「山」に属するのか、途中で雪が吹っかけてくるという凄まじい
日でした。それでも、約
100人が参加されました。
きょうは、来年の植樹予定地の下見をするため、600段階段は上ら
ず、まずは
330段階段へ向かいました。しかし急斜面に変わりはな
く、たちまちあちこちから「ハーハーッ、ゼーゼーッ」の大合唱
。この区域は苗木を植えて
56年たちますが、かなり背丈がのび
ています。あと数年たてば、もう夏に草刈りをしなくても大丈夫
かなという思いが頭をかすめます。

いったん駐車場まで降りて、足尾ダムへ向かいました。この時、
猛烈に雪が吹っかけてきて、これは中止かと考えていたら、スー
ッと止みました。
来年の植樹予定地は栃木県の管理地で、ゲートを越えて約
500メー
トルほど直進したところです。かなり広い区域に山腹工が施行さ
れています。
 このあと、スーパーキャリアを見学して戻ると、
お待ちかねのキノコ汁が待っていました。今年は不作だとのこと
ですが、なんのなんの、ごっそりいただきました。豪快なバーベ
キューとあわせ、ごちそうさまでした。
●松木沢トレッキング開催されました。
足尾グリーンフォーラム前日松木トレッキングを開催しまし
た。案内は足尾の歴史などに詳しい生沼先生と当会会長
の神山が勤めました。
一行は銅親水公園をスタートし、マイクロバスで松木渓谷
へ向かい、旧松木村跡などを見学、足尾の歴史に纏わる
旧跡を回りました。来年も開催予定です。
●第7回足尾グリーンフォーラム開催されました。
●夏の草刈デーが開催されました。

 7月17日(月 海の日)に夏の草刈デーが開催されました。
 当日は、雨が降ってきてしまい、1時間ほど作業して中止となりました。
 あいにくの天気でしたが、120人もの参加者があり、うれしい限りです。
 
 団体での参加もあり、人数の多いところでは・トヨタ部品栃木共販殿     
 ・ジャスコ太田店エコクラブ殿 ・わたらせ未来基金殿でした。
 
 また、多くの皆様のご協力本当にありがとうございました。      
●平成18年度の理事会、総会を行いました。

 6月24日(土) 足尾町にて平成18年度 理事会及び総会を行いました。
 平成17年度の会計報告、事業報告を事務局より受けました。
 また、平成18年度の事業計画、予算案など決議しました。

 増え続ける体験植樹の対応策など、検討課題も残っていますが、役員一同
 新年度に向けはりきっています。

     平成17年度事業報告      平成18年度事業計画   
●第11回春の植樹デーを振り返って当会顧問の立松和平のコラムです。

 「100万本植樹」掲げ11年

「足尾に緑を育てる会」が呼びかけ、足尾に植林がはじまって十一年たつ。毎年あまりにもたくさんの人が訪
れ、植林場所となっている「大畑沢緑の砂防ゾーン」は人でごったがえするほどである。山も人で真っ黒にな
り、植樹活動は年々歳々さかんになっている。
そもそもの会の前身は、一九九五(平成七)年に結成された「渡良瀬川協会」である。その後、幾つかの団
体が集まって「足尾に緑を育てる会」が結成されたのだが、私は「渡良瀬川協会」に参加していた。足尾鉱毒
事件や田中正造に関する資料が、時がたつにしたがって散逸する。それらの資料を集めて後世に残そうとい
う趣旨で結成されたのが「渡良瀬川協会」であった。
 
渡良瀬川5団体が結集

栃木県出身の宇井純氏が主宰して、公害研究では一時代を画した自主講座「公害原論」が解散になるにあ
たり、そこにあった大量の文献の主だったものを継承するかたちで「渡良瀬川協会」の活動ははじまった。
現在もその活動はつづいていて、その拠点となる資料室は「足尾に緑を育てる会」の事務局と同居するかた
ちで、足尾市街地の通洞駅の近くに昨年オープンした。
もちろんそこに参加する人たちの思いはさまざまではあるにせよ、私は田中正造の思想を継承し、田中正造
のやり残した足尾での治山治水の事業を実感したいと思ったのである。
「足尾に緑を育てる会」会長の神山英昭さんは、当時は足尾町役場の職員で、私たちが宇都宮市内で勉強
会のようなことをはじめると、はるばる足尾から車を運転して駆けつけてくれたものである。
考えてみれば、もう三十年もの付き合いとなる。神山さんは足尾のために自由に活動できる立場を得たいと
いうことで、足尾町役場を早期退職した。
活動も試行錯誤の連続であった。「渡良瀬川協会」が結成された年、有志が、現在植林をしている場所に桜
を十本植えた。花見をしにいということが理由であった。しかし、そり年の秋までに十本はすべて枯れてしまっ
た。本気で植林をしなければ駄目だということになり、渡良瀬川上流下流の団体が五つ集まって「足尾に緑
を育てる会」が結成されたのは、九六(平成八)年五月のことである。
この時の標語が「足尾に百万本の木を植えよう」ということであった。何気なくでた百万本という言葉だが、
後にそれがどんな意味を持つのかは痛いほどわかるようになる。

軽く200年かかる大事業
 
私は最初の植林から参加している。苗もスコップも持ってきてほしい、という呼びかけだったが、交通の不便
な足尾であり広報活動もそれほどできていなかったから、元々の仲間の十数人で植林をすればよいというイ
メージであった。
ところが蓋(ふた)を開けると百六十人がきてくれた。会では苗が用意できなかったから、それぞれが持参し
た百本の苗木を植えた。それでも多くの人がきてくれて、私は涙ぐむほど感動したものだ。
それ以降、年々、植樹活動はさかんになり、植えた木の80%から90%は育ち、はげ山は日に見えて緑にな
っている。今年の四月二十三日、春の植樹デーには千三百人もの人がきてくれ、約四千五百本を植えた。
この十一年で約七千人が参加し、約三万七百本の苗木を植えたことになる。
だが百万本まではまだまだ遥(はる)かな道のりである。二百年は軽くかかるという、気の遠くなるような大
事業なのだ。
下野新聞 平成18年5月2日(火曜日)
●第11回春の植樹デーが開催されました。
4月23日第11回春の植樹デーが開催されました。当日天候の不安が有りましたが、雨も降らず、薄日が差すぐらいの植樹には
恵まれた天候でした。参加者総数、1,300名 植樹本数は5,000本を越えました。
今年、駐車場を全て、足尾ダム上に設定し混乱も予想されましたが、参加された皆さんのご協力により大きな混乱も無く無事終了
する事ができました。ご参加頂きました参加者の皆様大変ありがとうございました。
●2006年春の植樹デーの準備がはじまりました。
 3月18日、19日両日春の植樹デー向け準備作業を行いました。参加者は少なかったのですが、皆さんが当日使用する
スコップや、堆肥などをスタッフで荷揚げを行いました。今年は索道が撤去されてしまい。人力での荷揚げ作業です。
660段の階段を3往復もすると・・・・・ヘトヘトです。 次回は4月15日、16日、そして植樹デーの前日22日に準備作業を
行います。たくさんの方のご参加をお待ちしています。
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